患者サロンなごみ
がんや、がんの治療に伴う外見的な変化によって患者さんが感じる苦痛を軽減し、自分らしい生活を送れるよう支えるのがアピアランスケア(外見へのケア)です。
今回は美容専門家の方々をお招きし、髪や肌、爪の保湿やメイクについて学びました。
目の周りは皮膚が薄く、乾燥しやすくなっています。メイク担当者は患者さんの肌を保湿し、眉を整えます。
ネイル担当者は患者さんの爪をケアし、好きな色を聞きながら美しく彩っていきます。
ヘア担当者は髪に栄養を与えてダメージを補修するケアについて説明しつつ、丁寧に形を整えます。
髪、爪、肌、眉毛、まつ毛など、変化が現れる部分は人によって異なります。変化が現れたからといって、絶対に何かしなければならない、ということもありません。その人自身が必要だと感じた時に行うことが重要です。
お悩みのことがあれば、がんセンターや患者支援センターのスタッフにお声掛けいただければと思います。