がんセンター

健康診断がん二次検査はじめました

予約電話番号:088-622-5489

 

近年、がんの治療は、手術・抗がん剤・放射線治療だけでなく、様々な分子標的薬・免疫療法、またAYA世代のがん治療やがんゲノム医療など、多様化・複雑化しています。

腫瘍外来には、腫瘍内科、腫瘍外科、血液腫瘍内科、腫瘍精神科、緩和ケア外来の5診療科があり、診察のほか、口腔ケアや心のケア、がん相談なども行います。

センターには、センター長と副センター長を置き、曜日によって各診療科の医師が診察を担当します。また、センター専任の看護師、医師事務作業補助者、受付がそれぞれ業務にあたります。かかりつけ医や連携医療機関からの紹介による予約制で診療を行います。なお、これまでどおり、各専門診療科でもがん患者の診察は行います。

対象となる主ながん

使用する主なレジメン

レジメンとは、「がんの薬物療法を安全に行うために薬剤の種類や投与量、投与方法などを時系列で示した治療計画書」のことです。

医師紹介

がんセンター

Dr.橋本 年弘
  • 橋本 年弘はしもと としひろ

病状を説明し理解を得たうえで、化学療法、抗体療法、分子標的療法、放射線療法などの最適な医療を提供します。
プライマリケア医、各専門分野の医師、病理医、放射線科医、コメディカルスタッフなどの多くの医療従事者との協力により、質の高い医療を目指します。
治療方法などについて患者さんとよく話し合い、紹介医や地域医療機関と連携して診療にあたります。


  • 診療科・役職内科総括部長 兼 がんセンター長 兼 外来化学療法室長
Dr.木内 慎一郎
  • 木内 慎一郎きのうちしんいちろう

泌尿器悪性腫瘍、尿路結石、排尿障害、血液透析などを主として診療を行っています。
地域連携にも積極的に取り組んでいきます。
丁寧、安全、確実な治療を心がけています。


  • 診療科・役職泌尿器科 診療部長 兼 がんセンター副センター長
Dr.小笠原 卓
  • 小笠原 卓おがさはら たかし

親身な診療を心がけて、安心な医療が提供できる様に努めています。


  • 診療科・役職診療部長 兼 がんセンター副センター長

緩和ケアチーム

Dr.氏名
  • 多田 幸雄ただ ゆきお

少しでも患者さんの力になれるように努力していきたいと思います。


  • 診療科・役職腫瘍精神科 主任医長
Dr.近藤 愛貴美
  • 近藤 愛貴美こんどう あきみ

まだまだ未熟者ですが、多岐にわたる経験を積み、細やかな診療を心がけていきたいと思います。
よろしくお願いいたします。


  • 診療科・役職外科 主任医長
Dr.氏名
  • 加藤 美玲

  • 診療科・役職臨床心理士

がんリハビリテーション

  • 江西 哲也えにしてつや

患者さんが早期に社会復帰できるようにリハビリテーションのスタッフ一同でチーム力を駆使し、学術的・臨床的に高度な水準で安心・安全なリハビリテーション医療を提供させていただきます。


  • 診療科・役職リハビリテーション科 主任医長

診療体制

診療内容

  • 腫瘍内科
    • がんの化学療法を中心に専門的な治療を行います
  • 腫瘍外科
    • 手術など外科的治療を必要とするがん患者さんを中心に診療します
  • 血液腫瘍内科
    • 血液専門医が、白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫などの造血器腫瘍の診療をします
  • 腫瘍精神科
    • がんになった患者さんに生じる精神・心理的な苦痛について対応します
  • 緩和ケア
    • 痛みや苦痛が強く、緩和ケア病棟への入院が必要な患者さんのご紹介を受けています
  • 口腔ケア
    • 誤嚥性肺炎・感染症等を予防することを目的として実施します
  • 心のケア
    • 治療や入院に伴う様々な心の問題に関する相談を臨床心理士がお受けします
  • がん相談
    • がんに関する総合的な相談を看護師や社会福祉士がお受けします
  • がん検診
    • がんの早期発見・早期治療につなげるために、乳がん検診を実施します
  • がん看護
    • 退院後や通院中の生活を改善することを目的に、患者さんのライフスタイルにあわせた指導を行います

がんセンター

部屋番号70
月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日
午前 (診療科) 緩和ケア外来 緩和ケア外来 心理カウンセリング 緩和ケア外来
午前 (医師) 近藤 愛貴美 近藤 愛貴美 公認心理師 近藤 愛貴美
午後 (診療科) 腫瘍精神科
午後 (医師) 利光 秀文※第2・4週
部屋番号71
午前 (診療科) 緩和ケア外来 腫瘍外科[乳がん・一般外科] 腫瘍外科[乳がん] 腫瘍外科[乳がん]
午前(医師) 近藤 愛貴美 松井 栞 丹黒 章 日野 直樹
午後 (診療科) 腫瘍外科[乳がん] 腫瘍外科[乳がん]
午後 (医師) 澤田 徹 日野 直樹
部屋番号72
午前 (診療科) 放射線科[IVR外来] 乳腺エコー 腫瘍内科[血液] 腫瘍外科[乳がん・一般外科]
午前 (医師) 岩本 誠司 生島 葉子 橋本・竹内 西庄 文
午後 (診療科) 乳腺エコー 緩和ケア外来 腫瘍外科[乳がん・一般外科]
午後 (医師) 生島 葉子 多田 幸雄 西庄 文
部屋番号73
※腫瘍精神科・心身症科の診察は、紹介状をお持ちの方のみ行っております。
午前(診療科) 腫瘍精神科・心身症科・ 緩和ケア外来 腫瘍精神科・心身症科 腫瘍精神科・心身症科 腫瘍精神科・心身症科・ 緩和ケア外来 腫瘍精神科・心身症科
午前(医師) 多田 幸雄 多田 幸雄 多田 幸雄 多田 幸雄 多田 幸雄
午後(診療科)
午後(医師)
口腔ケア
(担当) 口腔ケアスタッフ 口腔ケアスタッフ 口腔ケアスタッフ 口腔ケアスタッフ 口腔ケアスタッフ
  • セカンドオピニオン外来については随時対応します
  • 予約なしで当日来院される場合の受付時間は、午前8時から午前11時00分までです(急患の場合は除く)
  • 担当医師が学会等で急遽変更や休診する場合もありますので、お手数ではございますが、お問い合わせのうえご確認ください
  • ストーマ外来は、主治医の指示のもと皮膚・排泄ケア認定看護師が行います
  • 腫瘍精神科・心身症科の診察は、紹介状をお持ちの方のみ行っております

設置場所

2Fフロア

2Fフロア

外来化学療法室

がん治療とそれを取り巻く環境はめまぐるしく変化しています。特に化学療法(抗がん剤治療)は、新薬の開発、副作用対策の進歩を受けて患者さんの生活の質(QOL)を重視し、入院治療から外来での治療に移行してきています。

当院では、患者さんがより安全に、安心して抗がん剤の投与を受けられるよう、スタッフが細心の注意を払いながら投与を行っています。また、治療に関する相談を受けたり、副作用の症状説明やその対処方法・日常生活での注意点などについて説明し、アドバイスを行っています。薬剤師も常駐しており、内服中の薬などについて点滴中にご相談いただくことや、かかりつけの調剤薬局に情報を提供することもできます。

キャンサーボード

がん患者さんの症例検討会「キャンサーボード」を毎週開催し、患者一人ひとりの病態に応じた治療を行うため、専門的な知識及び技能を持つ多職種のスタッフが情報を共有した上で方針を決定し、最善で安全な治療が提供できる体制を整えています。

緩和ケアチーム

外来や一般病棟に入院しているがん患者さんで、身体的症状(疼痛、倦怠感、呼吸困難等)、精神的症状(不安、抑うつ)また社会的不安を持つ患者さんをサポートします。
医師、看護師、薬剤師、公認心理師、リハビリテーション療法士、管理栄養士、ソーシャルワーカーなど院内の多職種がチームでサポートに当たります。

緩和ケア病棟(24床)

がんの経過中には、痛み、息苦しさ、吐き気や身体のだるさなどのつらい症状がおこってきます。これらの症状を和らげる治療やケアをより充実させ専門的に行います。

がんリハビリテーション

リハビリテーション専門医の指導の下、がんリハビリテーションの資格をもった理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が患者さんの回復力を高め、残存する能力を維持・向上させ、早期社会復帰や生活の質を向上させることを目的にリハビリテーションを実施します。

あんしんカード

市民病院でがんを治療中または治療した患者さんのうち、救急診療が必要となる可能性がある方に「あんしんカード」を交付し、常時対応できる体制を整えています。
「あんしんカード」を持っている患者さんは、救急時においても、一定の制約はありますが、いつでも市民病院で対応します。
患者さんだけでなく、かかりつけ医の先生も「あんしん」できるシステムです。

「徳島市民病院がんセンター」開設記念講演会を開催しました

平成27年4月5日「徳島市民病院がんセンター」開設記念の公開講座を開催しました。
当日は国立がんセンター名誉総長 垣添 忠生先生が「がんと人間と社会」と題して講演を行いました。
また、垣添先生の講演に先立ち、三宅 秀則 徳島市民病院副院長兼がんセンター長(当時)が「がん患者のトータルケアを目指して」と題して講演を行いました。

垣添 忠生
垣添 忠生 国立がんセンター名誉総長
三宅 秀則
三宅 秀則 副院長兼がんセンター長(当時)

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