• 病院ボランティア体験談

体験談(4)浜田孝子さん

市民病院ボランティアスタッフ 浜田 孝子 さん

市民病院でボランティアすることになったきっかけ

平成20年1月にNPO法人シニアネットワークとくしまのTさん、徳島市民病院の初代管理者の湊先生から、徳島市民病院を改築し開院するためにボランティアが必要なのでお願いできないかとお話があり、渭北地区の婦人会、老人会の人々に応援を頼み、10人位が活動してくれることになりました。開院時には3人のボランティアが旧病院入口、連絡通路、新病院入口近くに配置しました。

ボランティアして良かった点

旧病院を壊している間は、新病院までの距離が少しあり案内が大変でしたが、来院される方の多くの方が「ありがとう」と言ってくださったので、良かったかなと思いました。
新病院になってからは、紹介状を持って来られた方を受付にご案内しました。また、MRIなど手術前の色々な検査場所への案内は、高齢の女性にはとても感謝されました。車椅子で移動される方のお世話や1人で子どもを2人連れておいでている方のお世話は、自分自身のためにもなったと思いました。

ボランティアして大変だった点

最初は、旧病院を壊しながらで、車椅子の移動は皆とても困ったようでした。新病院になって、はじめは案内する場所が十分に分からなかったりしましたが、何年もしているうちにそれは解消されました。しかし、お手伝いする人が分かるのは、なかなか難しいことです。

これからボランティアする人に向けて

ボランティアというと何か特別なことのように思い、なかなかきっかけがなければできないものです。しかし、何からでも誰かの助けはできるものであり、また、自分がしてあげるというのではなくボランティアをすることにより、自分自身が色々な面で教えられ成長するものです。時間や健康が許す限り、誰もがボランティアをする世の中になればと思います。

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