令和4年10月29日(土曜)、30日(日曜) 中国・四国ブロック緊急消防援助隊合同訓練に参加しました。
大規模地震の発生を想定し、2日間にわたって行われた中国・四国ブロック緊急消防援助隊合同訓練。
中国・四国各県と兵庫県から消防機関、自衛隊、警察、医療機関等の計78機関、672名が参加しました。
市民病院DMATチームは、県立中央病院、県立三好病院、阿南医療センターとともに、阿南市の橘港小勝緑地にて大規模土砂災害救助訓練を行いました。
土砂災害が発生した際に、複数機関が連携して迅速に要救助者の探索・救命等を行うための実地訓練です。
市民病院は救急現場指揮所での活動を担当しました。
写真は本部長:宮本理司(中)、副本部長:森田敏文(右)、谷川仁美(左)。
災害時に重要なのは迅速な指揮系統の確立と、複数の関係機関との連携です。一分一秒を争う場面で、効率的かつ柔軟な問題解決を図るために、それぞれが自分の役割を果たさなければなりません。
土砂に埋もれてしまった要救助者。露出している部分に触れて、体全体の様子を可能な限り把握するよう努めます。
けが人救出のため、当院のDMAT隊員・谷川仁美が現場を統括することになり、各機関へ指示を伝えています。
訓練終了後、参加者全員が整列して知事からの講評を聞き、2日間の活動を振り返りました。
参加者の皆さんとの交流も、訓練の重要な成果の一つです。
今回の経験を活かし、更なる災害対応能力の向上に努めていきます。
(DMAT:徳島市民病院、県立中央病院、県立三好病院、阿南医療センター)