今年も小学5年生の授業参観に合わせ、救命講習を行いました。今回で11回目の開催です。
受講生の皆さんはまずDVDで知識を得てから、トレーニングキットを用いての胸骨圧迫(心臓マッサージ)を練習しました。
(講師:猪子 美由紀)
徳島市消防局 救急隊員と合同の講習会で、心臓マッサージ実践の後はAED(自動体外式除細動器)の使用方法も学習します。
両手を心臓の上で組み合わせ、リズムよく、そして力強くマッサージを繰り返します。
的確に押せていると音が鳴る仕組みなのですが、あちらこちらから「想像より深く押さないといけない」「かなり力がいる!」と驚きの声も。
心臓マッサージの重要なポイントに「一人で続けていると力が弱まってくるため、定期的に交代すること」があります。
また、交代する際のマッサージの中断は最小限にしなければならないため、呼吸を合わせた迅速な交代方法を受講生の前で実演しました。
(講師:森田 敏文)
続いて受講生の皆さんも、親子でマッサージの交代を実践します。
ご両親とともに、楽しくリズムを合わせて交代している様子も見られました。
最後は、本日学んだことを最初から振り返ります。講師が患者役となり、受講生は意識があるかどうかを確認したり、救急への連絡、心臓マッサージ、AEDの使用まで一連の流れを再確認しました。
この度の救命講習については、徳島文理小学校のホームページにも掲載されました。