12月7日から8日にかけて、香川県で行われたDMAT四国ブロック訓練に参加しました。
前日午後に高松市の内陸部を震源とするマグニチュード7.0の直下型地震が発生し、県内全域で最大震度6強~4を観測。高松市、三木町、さぬき市、坂出市、綾川町を中心に揺れによる被害が多数報告されている、というシナリオです。
隊員一同は早朝に当院を出発し、参集拠点本部である香川県立中央病院へ向かいました。
(DMAT隊長:澤田 徹)
まず香川県立中央病院にて、当院の衛星携帯電話が通信可能かを確認する訓練を行いました。
(DMAT隊員:斉藤 辰彦、谷川 仁美)
同時に、香川県立中央病院でも院内災害訓練が実施されていました。
参集拠点本部から指示を受け、高松市立みんなの病院で病院支援を行いました。
こちらでも、院内では災害訓練が実施されていました。
当院の澤田DMAT隊長は、赤エリアのリーダーに任命されました。
支援DMATの半田病院とカンファレンスにて、赤エリアの現状分析と今後の課題を検討しています。
(DMAT隊員:宮本 理司)
赤エリアの3ベッドを当院が受け持ち、澤田DMAT隊長を除く6人で対応することになりました。
DMAT支援指揮所の本部長(阿南医療センター:正宗医師)も見学にきてくださいました。
(DMAT隊員:猪子 美由紀、米本 真吾)
搬送班はホウエツ病院が担当です。高松市立みんなの病院のDMAT隊員が監督のもと、ホウエツ病院:林医師達へ申し送りをし、ヘリポートへ模擬患者の搬送を行いました。
訓練終了までには赤エリアの患者13人のうち、11人を搬送できたという結果となりました。
次年度の四国ブロック訓練は、愛媛県が担当となって行われる予定です。
(DMAT隊員:森田 敏文)