手術室は、入院患者さんと外来患者さんの定期・緊急手術が行われる施設です。外科・整形外科・脳外科・産婦人科・泌尿器科・耳鼻咽喉科・眼科・形成外科・皮膚科の手術を2023年度は4108件行っています。血管撮影室では内科の心臓カテーテル検査及び内科・外科・脳外科・放射線科の血管造影検査・治療を2023年度は350件行っています。
手術室は7室あり、高性能のHEPAフィルターを使用したバイオクリーンルーム1室では整形外科のインプラント手術(人工関節)を行っています。手術室の運営では、麻酔科医師・看護師・臨床工学技士・看護補助者・医師事務作業補助者・物品管理・清掃技術員などのコメディカルが協力し、患者さんにより安全で質の高い医療・看護を提供できるよう体制を整えています。
器械出し看護師、外回り看護師が協力して患者さんの安全を守ります。
近年、急速に発展している低侵襲手術(内視鏡などを使用した患者さんに負担の少ない手術)をはじめ、ロボティック手術(da Vinci、Mako)やナビゲーションシステムを用いたより安全な手術を行っています。私たちは、患者さんの安全を保障するために新しい知識と技術を日々構築し、水準の高い手術看護実践や、看護の質を向上させ、術前・術中・術後の全期間を通して一貫した看護が提供できるようスタッフ全員で取り組んでいます。
患者さんが安全に手術が受けられるように、勉強会をしたりシミュレーションをしたりしています。
「先輩からのアドバイスを得ながら自分なりの看護を考えています。」
「器械出しを担当する時は、手術の流れを意識し、順番などを考えて器械を準備します。」
麻酔科医師と協力して、患者さんの安全を守ります。
自施設には特定行為研修を修了した手術看護特定認定看護師が2名在籍し、麻酔科医師と共に麻酔補助業務を行っています。
ロボット手術支援システム(da Vinci、Mako)やナビゲーションシステムなど、様々な医療機器を使用し安全な手術を提供しています。
患者さんが安全に、安心して手術治療を受けていただけるよう、医師、臨床工学技士をはじめ多職種と連携しチームで取り組んでいます。