入院中は、医師の指示のもと、病状に合わせた適切なお食事をご用意しています。
一般の患者さんは普通食である「常食」となります。常食は、特に治療を必要としないお食事ですが、生活習慣病予防、健康維持の観点から「日本人の食事摂取基準」を参考に栄養量を配慮したバランスのよいお食事となっています。主食量や牛乳の変更、アレルギー対応なども可能となっています。
病状、治療目的に合わせて「軟菜食」、糖尿病食、高血圧食などの「治療食」となることがあります。
季節に合わせて様々な行事食も提供しています。また、出産された患者さんには、「出産祝い膳」を夕食時に1回ご用意しています。
「常食」のお食事は、朝食・昼食につきA食・B食2種類の選択メニューから選ぶことができます。
食事に関するご相談は、お気軽に管理栄養士までお声がけください。
病棟には薬剤師が配置されており、患者さんに投与する薬剤についてご説明したり、持参薬を考慮した服用計画の検討、効果・副作用等の確認などを行っています。お薬手帳をお持ちの方は確認させて下さい。
また、管理栄養士が、医師の包括的な指導を受けて、患者さんへの栄養食事指導を行っています。また、他職種からなる栄養サポートチームが病棟をラウンドし、栄養状態の悪い患者さんへの対策を様々な角度から検討し、最適な改善策を提供しています。
入浴(シャワー浴)が可能な方には、病棟スタッフから入浴時間をお知らせします。指定のお時間に入浴できなかった場合は、スタッフにお声掛けください。
患者さんのさまざまなご相談に、社会福祉の専門の立場から援助する医療ソーシャルワーカー(社会福祉士)が対応いたします。
医療費、社会福祉制度など、お気軽にご相談ください。
外出・外泊は医師の許可が必要です。ご希望の際は、病棟看護師にご相談ください。
外出前と、病院に戻られた時は、看護師にお知らせください。また、予定どおりに帰れない場合は、必ず連絡をお願いします。
外泊は、原則1泊2日となります。
消灯時間は21時となっております。消灯後は、患者さんの安静と安全のため病室を離れないようにお願いいたします。また、他の方の迷惑にならないよう、ご協力をお願いします。
入院中はマナーモードにしておいてください。他の患者さまの安静の妨げになるため、病室内での使用は禁止となっています。
ご利用は原則として各階のデイルームにある携帯電話コーナーをご利用ください。(ご使用は、他の患者さんのご迷惑にならないよう最小限にしてください)
また、消灯時刻(21時)以降の使用はお控えください。
原則、患者さんへの電話の取り次ぎはしていません。お電話があったことをお伝えしますので、かけ直していただきますようお願いいたします。
公衆電話が各病棟デイルームに設置されていますのでご利用ください。
アルコールおよび危険物の持ち込みは固くお断りします。
燃やせるごみ、燃やせないごみ、缶ビンなど種別された所定の容器が各階廊下にございます。分別にご協力ください。
病院職員への謝礼等は固くお断りします。
入院中は、原則、呼名や氏名の提示をさせていただいております。これを望まれない場合は、看護師に申し出てください。
その場合、部屋番号のお問い合わせや、お見舞いの方のご案内を行わないこととします。
また、患者問診票で、「お見舞いの方を案内してよいか」に「いいえ」と答えられた場合は、ご親族を含めすべての方のご案内はいたしませんので、ご了承ください。
患者さんやご家族のご意見やご希望を聞かせていただく手段として、各病棟カウンター等に「ご意見箱」を設置していまますので、ご協力をお願いします。